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2005年10月28日

ソフトウェア開発の持つべき文化

紹介者:
ザ・プロジェクトマネジャーズ編集部
出版社:
翔泳社
著者:
カール・E・ウィーガーズ (Karl E. Wiegers)
価格:
3,990円 (税込)

本書は、筆者であるカール・E・ウィーガーズ (Karl E. Wiegers)がEastman Kodak社で実際に携わったソフトウェア開発プロジェクトの経験を通して、効果が期待できるノウハウを、文化(Culture)という視点でまとめ上げたものです。

1996年に出版され、ソフトウェア開発者向けの専門雑誌「Software Development Magazine 誌」の Productivity Award を受賞した話題作でもあります。

10年を経た今も現場にフィットするのは、本質的な内容がわかりやすく記述され、 品質の高い要件記述の特徴 など豊富な資料と合わせて解説されているからでしょう。
各々の章で述べられる「文化を生かすもの」「文化を殺すもの」は具体的な事柄として記述されているため、思いあたる技術者も多いのではないでしょうか。

しかし、あくまで「文化を生かすもの」からの行動を推奨しています。

ソフトウェアエンジニアリング文化の原則 では下記の記述が見受けられます。

1. 上司や顧客に言いくるめられて、粗雑な仕事をしないこと。
2. 人は、自分の仕事が評価されていると感じる必要があります。
3. 継続的学習は、チームメンバー全員の責務です。
4. 顧客の参加は、ソフトウェアの品質で最も重要な要因です。
 〜 中略 〜
14. 一度に何もかも変えることはできません。最大の恩恵をもたらす変更を識別して、次の月曜日にはそれを実行に移すことです。

こういったあたり前のことを実行するのは、意外にむずかしいのも事実です。
だからこそ、整理すること、確認することが重要です。

プロジェクトメンバーが常日頃感じていること、思っていてもなかなか実行できないことをおさらいする上でもふさわしい一冊、また、自分が何をすればよいかがわかる手引書と言えるでしょう。

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