2009年8月18日
Bill Gatesについての逸話
今から27、8年前の話になるか、私が50歳になっていなかった頃、東芝も勿論のこと各社は、ラップトップパソコンの製造に踏み切っていた時代の話である。ラップトップパソコンと言えどもコンピュータだから当然OSは、必要というので当時のマイクロソフトに作ってもらうことになった(ほかにも名乗りを上げている会社もあった)。
マイクロソフトは、現在のWINDOWSの前身であるMS-DOSを売り出していた。東芝は、マイクロソフトと契約をしてMS-DOSを乗せるためのBIOS(現在もBIOSは必要です)をつくり、マイクロソフトに送りパソコン発表の期限までにMS-DOSの完成をお願いした。
私は、完成約束期限ぎりぎりにSEATTLEの郊外(Belle Viewというところで今日は手狭になり違う場所に移っている)にあったマイクロソフトまで受け取りに行ったが、東芝のMS-DOS製造担当者は、香港に遊びに?行って不在というので、完成はしているらしいがものは渡せないという事業部長の話だ。それは、約束と違うと押し問答を数時間続けたが埒が明かない。この話をじっと聞いていた社長のBill Gates(当時30歳くらいだったと思う)は、「分かりました明日まで届けます」と約束してくれた。Bill Gates本人がミニコンを駆使して、ダウンロードし翌朝ホテルの私の部屋に届けてくれた。
これで問題なく発表でき事なきを得たのだが、この事実から私は、Bill Gatesは単なる起業家ではない本当に技術の分かっている実力者であると感じた。と同時にマイクロソフトがこの分野で全国制覇するなと予測したがそれは間違いでなかったらしい。
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