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2013年8月14日

さしてもなきことを論ずる

 今週はお盆休みで、帰省や行楽に出かけられていらっしゃる方も多いのではないかと思います。
 さて今回のブログは、思考をリセットできる話題をお伝えいたします。

 江戸時代の後期、越後国出身の良寛[1758年11月2日~1831年2月18日]という曹洞宗の僧侶がおりました。皆さまも子供のころ、伝記を読んだ方も多いかと思います。

 され良寛禅師は「子供の純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、子供達を愛し積極的に遊んだという行動が人々の記憶に残っているとのことです(Wikipediaより)。

この禅師が残した自戒には、昔も今も変わらず、人として自分自身を見つめ直すために重要なメッセージが多く含まれています。

その中から、私自身の内省も含め、九十戒をご紹介いたします。なお詳細は、岩波書店から出ている良寛全集等をご覧ください。

 <九十戒>
言葉の多き
物言いのきわどき
口の早き
話の長き
問わず語り
講釈の長き
差し出口
ついでなき話
手柄話
自慢話
公事(訴訟)の話
諍い話
不思議話
もの言いのはてしなき
公儀の沙汰
減らず口
人のもの言いきらぬうちにもの言う
子供をたらす(たらかす)
ことばの違う
たやすく約束する
よく心得ぬことを人に教える
ことごとしくもの言う
いかつがましくもの言う
引き事の多き
ことわりの過ぎたる
あの人に言いてよきことをこの人に言う
そのことはたさぬうちにこのこと言う
へつらう事
人の話の邪魔をする
あなどること
しめやかなる座にて心なくもの言う
人の隠す事をあからさまに言う
事ごとに人の挨拶聞こうとする
顔を見つめて物言う
酒に酔いてことわり言う
酒に酔いたる人にことわり言う
腹立てるときことわり言う
はやまり過ぎたる
親切らしくもの言う
己が氏素姓の高きを人に語る
人のことを聞き取らず挨拶する
推し量りのことを真実になして言う
悪しきと知りながら言い通す
言葉とがめ
物知り顔に言う
さしたることもなきことを細々と言う
見ること聞くことを一つひとつ言う
説法の上手下手
役人のよしあし
よくものの講釈をしたがる
子供のこしゃくなる
老人のくどき
若いものの無駄話
仕方話(身振り手振りで)
首をねじりて理屈を言う
こわいろ
ひきごとの違う
口をすぼめて(とがらせて)もの言う
押しの強き
めずらしきこと(話)の重なる
息もつきあわせずもの言う
品に似合わぬ(ところにあわぬ)話
口まね
好んで唐ことばを使う
田舎者の江戸言葉
都言葉など覚え,したり顔に言う
よく知らぬことを憚りなく言う
寝入りたる人をあわただしく起こす
聞き取り話
人に会って都合よく取り繕って言う
間の切れぬように物言う
わざと無造作に言う
貴人に対してあゝ致しまする
学者臭き話
悟り臭き話
茶人臭き話
風雅臭き話
さしてもなきことを論ずる
人の器量のあるなし
くれて後人にそのことを語る
俺がこうした,こうした
はなであしらう
くわの口きく
節もなきことに節を立てる
あくびとともに念仏
人に物くれぬ先に何々やろうと言う
人のことわりをよく聞き取らずして己がことを言い通す
説法者の弁を覚えて或いはそう致しました,ところでなげきかなしむ
幸いの重なりたるとき,物多くもらうとき,ありがたきことと言う
あゝ致しました,こう致しました,ましたましたのあまり重なる

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