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2013年9月11日

内省を促す気づきは、どのようにして得るのだろうか?


 私は仕事柄、たまたま様々な業界の方、そして役職・年齢の方と多く接する機会があります。一方で週末は地域活動で、仕事では知り合えないそれこそ幅広い年齢層、職業の方と接する機会があります。さらに現在はSNSが発達していますので、ネット上でもさまざまな業界・年齢の方とコミュニケーションをする機会を得られます。

 やみくもに多くの方と接することが良いとは思いません。しかし多くの方と接して痛感することは、『価値感は千差万別、完全に一致することはまず無い』ということです。

 今回のブログでは、この価値観の違いを如何に気づき、そして活かすのかについて、日ごろ感じていることをテーマにします。

 まずは人と会って、私が一番感銘するのは「この人は本当に凄いな!」という方です。そのような方は例外なく、次の要素を兼ね備えていらっしゃいます。

 ・勤勉で努力家である。
 ・人の話を真剣に聴いている。
 ・自分の価値観を一方的に押し付けず、相手の価値観を尊重する姿勢を持っている。
 ・常に自分に対しても、相手に対しても謙虚である。
 ・人の悪口は言わない。
 ・家族を含む周りの人を大切にしている。
 ・自分の夢を持っている。

 ただこのような方は私からすると凄すぎる方なので、自分の理想像として生涯をかけて目指すべき目標となります。その中でも特に凄いと思う方は、歳を重ねても「謙虚さ」を持ち続けている方ですね。

 ところが自分自身を含め、人は上記のような要素をすべて兼ね備えている方はそうは多くいらっしゃいません。一部、もしくはたまたまこれまで生きてきた環境が影響して、そのすべてを一時的に持ち合わせていない方の方が多いのではないでしょうか?

 だからこそ人は自分が暗黙的に良いと思うことを否定されたり、または変化を促されたりすると、怒ったり、相手の考えを否定したり、場合によっては無視したりするなど、反発する行動をとります。

 しかしこのような状況に遭遇した時にこそ、内省を促す気づきを得られるチャンスを得られるのではないか思っています。

 では、どのような気づきなのか?

 ・自分は、相手の話を聴いていないのではないか?
 ・相手の価値観を尊重せず、自分の価値観を一方的に押し付けているのではないか?
 ・相手の考えが至らないと考えていることに対し、自分の知識・経験に優位性があると
勘違いし、傲慢になっているのではないか?
 など

 こと仕事において、同じ業界・職種で長く仕事をしていると、ある種仕事の成功パターンが文化として定着するため、人と人との価値観の相違は気づき難くなります。

 気づき難くなると、人の価値観はますます凝り固まります。そして変化が出来ない体質、変化を拒む組織・企業となり、やがて時代から淘汰されてしまいます。

 そのようなことは、誰も望んでいないと思います。この固定概念は、同じ組織の中に居たり、似たような価値観を持っている人と接していても、なかなか気づきを得られません。

 だからこそ業種は同じでも様々な年齢層の方と接したり、または違った業種や生活・国籍を持った方と接し、価値観の相違を肌で感じることが重要になってくるのだと思います。

 ただやみくもに接しても、何も気づきは得られません。

自分なりに人と接するときに、どのような気づきを得るのか?胸の中に質問を用意してから接するのが良いのではないかと思っています。

 例えば・・・
 ・この方は、なぜいまここにいるのだろうか?
・この方は、どのような価値観を持っている人なのだろうか?
 ・この方は、なぜそのような価値観を持つことになったのだろうか?
 ・自分が理想とする人物像の方と比べ、その方が持っている最も良いところはどこだろうか?
 ・なぜその方は、その良い点を持ち合わせているのだろうか?その秘訣は?
 ・この方と自分の価値観が相違している点はどこだろうか?なぜ価値観が異なるのだろうか?

 気づきを得られたら、あとは勇気を出して自ら行動する。難しいことですが、行動して初めて内省した意味・価値が出てくるのだと思います。

 以上のことは言うは易し、行うは難しです。

だからこそ自分の考え・行動が疎かにならないよう、尊敬できる生き方をしている方の書籍を読んだり、またはそのような方と会うことが非常に大切になりますね。

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