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2004年9月10日

キャリアデベロップメントプログラム(Career Development Program)

プロジェクト組織の最大の関心事は人材の確保と育成である。それはプロジェクト資源の中で一番可変的な要素で、かつプロジェクトの成否に影響を与える要素だからである。キャリアデベロップメントプログラムは、IT業界では昔から導入されてきた人材の育成のための仕組みである。

キャリアデベロップメントプログラムでは、キャリアと呼ばれる職種を定義する。各キャリアはアプリケーションエンジニア初級、中級、上級のように発展型に定義されるのが普通である。またそれぞれのレベルではスキルやコンピテンシーというそのキャリアレベルの職務を遂行するために必要とされる専門性が詳細かつ具体的に定義されている。このように全職種を体系化することによってキャリアマップができあがることになる。

組織がキャリアを発展的かつ体系的に定義し、そのキャリアを開発する仕組みを整備する目的は、組織が必要とする人材を明確化でき、事業戦略に必要な人材の補充といった人材戦略を容易にする事にある。しかしまたそれは個々人にとっても自分が将来、その組織でどのようなキャリアを目指すのかが明確になるというメリットも生じさせることになる。

今日のようにビジネス環境の変化が激しい状況では、昔のように組織に必要な専門性を持った人材をじっくり時間をかけて自社内で育てるということがだんだん困難になってきている。また個々人もその会社で一生過ごすというよりも、キャリアアップを意識して働き、その組織でのスキルアップが難しい場合は、別の組織に移ってこれを実現するという人生設計をする人が増えている。そのような環境で常に必要な人材をプロジェクトに投入できるようなマネジメントを行っていくためには、どうしてもキャリアマップやキャリアデベロップメントプログラムのような人的資源管理や人材育成の仕組みを整備して、組織と個々人、双方にとっての人材の見える化を行う戦略的人材管理が必要となる。

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