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2005年1月 7日

ラーニング・オルガニゼーション(Learning Organization)

ラーニング・オルガニゼーション「学習する組織」とは、その名称の通り組織のメンバー個々人が、自主的な学習によって、継続的に自らの組織の能力を開発・向上していこうとする組織の事。
組織を取り巻く環境が今日のように激しく変化する状況においては、組織の能力を向上させるためには、従来型の教育、トレーニングプログラムだけでは対応できない側面がある。そこで現場における問題解決を通しての自主的・課題発見的な組織学習がより必要になってきている。

学習する組織の必要性や有効性は、QC活動や組織学習の分野で以前から論じられていたが、マサチューセッツ工科大学のピーター・M・センゲ教授はそれを手法として体系化した。そこでは学習する組織を実現するために、以下の5つの訓練領域(技術)が必要であるとする。

(1) 「自己マスタリー」
メンバー個々人が、自らの人生のビジョンを持ち、それと現状のギャップを認識しながら継続的に自分の能力を開発しようとする事。いうなれば自己成長欲求(自己実現欲求)。
(2) 「メンタルモデルの克服」
自らの認識を先入観や偏見などによって固定概念化されたものから開放して、柔軟かつ客観的に物事を認識できる認識力を持つ事。
(3) 「ビジョンの共有」
組織全員で将来の姿などのビジョンを共有する事。
(4) 「チーム学習」
チーム全体が自由にディスカッションできる環境を作り、お互いに刺激し、共同しながら能力を向上させるようにする事。
(5) 「システム思考」
課題や事象の相互関係を的確に捉えて、物事を構造的に理解しようとする思考法を身に付ける事。

プロジェクトチームにはまさしく上記の能力が重要であり、プロジェクトマネジャはプロジェクトチームを「学習する組織」に仕立てる事を求められていると言える。

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