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PMのためのいまさら聞けない用語集

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2006年1月13日

人間力

最近人間力という言葉がよく使われるようになった。しかし人間力という言葉はまだ一般的な定義は無い言葉だと思う。しかしこの言葉は既に教育分野でも使われその能力を持った人材の育成も検討され始めている。その中では人間力は社会を作り運営する、社会で生き抜く力を持った人間が持つ総合力というように言われている。

人間力が注目される理由は、社会での若者や中高年の活力よりも、ニートや自殺などに代表されるような元気の無さが背景にあるように感じる。社会や会社では競争が激化して、勝ち組、負け組などというような二極化現象を煽るような風潮があり、そのことが多くの若者にプレッシャーをかけているようにも感じる。

人間は、昔から言われてきたように、一人では生きられないばかりか、その存在を確定できない。
確かに生物としてのヒトは個として実在する存在ではあっても、社会的存在としての人間は、個だけでは確定できない。人間は他社との関係性の中ではじめて、その人の性格、能力、価値を決められる相対的な概念である。社会や組織ではよくあるように、ある組織では目立たなく評価されない人間が、組織を変えると見違えるように尊敬されるような事はよく知られたところである。
したがって人間力を理解するときに個人の資質や能力だけを取り上げて考えることは不完全な議論となってしまうような気がする。したがって人間力を他者や集団との関係性の中で考えることが必要である。そのような意味から言えば、人間力とはその人が他者に与える影響力の大きさというように捉えることができる。

人間は生きているだけで何らかの形で回りの人間に影響を与えている。友人や家族にとってはかけがえの無い親愛の対象として、会社のような組織では信頼できる仲間、リーダーとして他者に影響を与える存在である。しかしながらその大きさは人によって様々であり、人間力の大きな人間は、より多くの他者に影響を与える存在とも言える。より多くの人に影響力を与える存在は、また他者からもその存在を必要とされ、社会を作り、生き抜く力を持った人間とも言える。またそれだからこそ人間力はプロジェクトマネジャにとっても身につけたい力とも言える。

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